パートの歯科衛生士だけど休憩時間に不満

歯科衛生士の不満

パートの歯科衛生士は、ある程度勤務時間が自由に選べるため、働くママさんに需要が高い職業です。

週休を増やして育児をしながら社会に貢献することが出来ると、多くの働くママさんが仕事と育児を両立させながら仕事に就いています。

歯科医院も働くママさんのサポートに積極的で、働きやすい環境作りがなされています。しかし、それでもパートの歯科衛生士にはいくつかの不満はあります。
不満の最たるものが休憩時間に関する事です。週休についてはある程度自由に設定できる反面、勤務時間については非常に忙しい場合が多いです。

特にパートの歯科衛生士の場合同じように働くママさんが多いため、こどもの急病などで同僚が予定外の早退などになるケースがあります。
そうなると残ったメンバーだけでこなさなければならないため、休憩時間も取れずに働き続けることになります。

東京都の場合歯科医院が市営地下鉄沿線にある場合が多く、昼休みに会社を抜けて治療に来る患者も少なくありません。
そのため昼も診療を行っているケースも多く、なかなか休憩を取れずに働き詰めになる場合が多いです。

働くママさんに優しい職種ですが、そのためのサポートが大変という側面もあります。

歯科衛生士の正社員として働いているのに給料に不満

歯科衛生士の正社員の場合、パートに比べれば非常に高い給与で安定的に働けるため、バリバリと働きたい女性に非常に人気が高い職業です。
そんな歯科衛生士の正社員ですが、給料に不満を持っている人も少なくありません。

歯科衛生士の平均年収は、厚生労働省の「平成22年度賃金構造基本統計調査」によると346万円です。
パートの歯科衛生士に比べれば給与水準は高いですが、他の職種に比べると、決して高い水準とはいえません。

歯科衛生士は高い知識と高い技術、専門性の有資格でなければできない職業です。それなのに給与水準が高くないというところも不満につながっています。

また女性が多い職業柄、出産や育児で一時的に離職せざるを得ないケースが非常に多いです。
経験者を求める職業のため、転職にも有利です。
一度仕事に離れてしまっても復職がスムーズにできる反面、給与水準が一度リセットされてしまう事を不満に感じる人も少なくありません。

以前の職場で非常に高いキャリアを積んでいたとしても、復職した際にはそれらのキャリアがリセットされて給与水準も低い所から始まってしまう場合が多いです。

しかし専門性が高くやりがいのある職業のため、給与には不満があるが、仕事は楽しいため歯科衛生士を続けるケースが多く見受けられます。

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