そもそも歯科衛生士という仕事は今人手不足なのが現状です。
そのため採用されたら初日から戦力となって働いてほしいという所も多いので、実習や学校での授業で学んだことなどをどれだけ実務にいかすことができるのかをアピールする必要があります。
就職活動中は学生気分で挑む新卒者も多いのですが、そうではなく就職活動がスタートした初日から社会人のような気持ちで挑む姿勢が見られます。
それが熱意となって伝われば採用を勝ち取りやすくなるでしょう。
多くの人が悩む志望動機の書き方ですが、これは歯科衛生士になってどんなことを目指していきたいのかを織り交ぜながら書くことがポイントです。
歯の治療を通して多くの人の悩みを解決させていきたい、そして社会貢献に繋げたいということを書くと好印象に捉えてもらえるでしょう。
また歯科衛生士は人の口の中を触り、治療を行っていくため手先が器用でなければ務まりませんし、少し失敗すれば患者さんの不安を煽るだけではなく大けがに繋がる可能性もあります。
そうしたリスクに対しても向き合っていくためにいかに集中して業務にあたることができるのかをアピールポイントとして添えましょう。
新卒歯科衛生士とパート求人の初任給の差はいくら？
働く上で誰もが気になるのはやはり給料面です。歯医者によってだけではなく、地域によっても水準が違いますし、給料額も賞与の有無も大きく異なるので一概には言えませんが、求人票を見る限りでは新卒の歯科衛生士の初任給が平均で21～23万円程度です。
これは様々な業界の中でも比較的高い水準だと言うことができるでしょう。
そしてパートに関しては働く時間も影響するので正確な比較は難しいのですが、時給にして大体1400円前後の所が多いため、しっかり働けば月に20万円は超える収入を得ることができます。
つまり初任給で見ると新卒の歯科衛生士もパートもあまり変わらないと言っても良いでしょう。
とは言えパートだと賞与がもらえない可能性の方が高いですし、安定して収入を得ることができるということを考えればやはり正社員で働くことにメリットを感じます。
パートとあまり変わらないのであればわざわざ正社員として働かなくても良いと思ってしまう人も少なからずいますが、正社員の歯科衛生士として働けばどんどん昇給をしていくことができますし、徐々に給与面でもパートとの差を感じられるようになります。