面接で印象の良い退職理由

歯科衛生士の転職 / 面接で失敗しない方法

以前の職場の退職理由は歯科衛生士に限らず必ず聞かれる質問で、この時にチェックされるポイントは「仕事への意欲・姿勢」です。採用した場合に医院で長く働いてくれるかどうかを知りたい訳ですから、印象が悪くなるような表現方法を避ける事が重要です。
良い印象が持たれるケースはスキルアップ等のポジティブな理由での退職でしょう。
この場合は冗長的かつ曖昧な表現は避け、それまで困難だった目標を実現させる為に退職した事を簡潔に伝えます。
もし、現在その目標に関して取り組んでいる事があれば、加えて積極的にアピールすると良いでしょう。また、事前にその医院の方針や取り組んでいる内容について調べておくと、伝えるべき内容が掴み易くなります。

その一方で説明が難しいのは、職場でのトラブルや人間関係、複数回の転職などの理由で退職した場合です。
しかしながら、それらの理由で退職をしたとしても正直に話さなくてはなりません。ストレートに伝えては印象が悪くなってしまうので、表現を変えて伝える工夫をします。

伝え方はポジティブな理由と殆ど同じです。
ネガティブな理由で退職はしたものの「本当は仕事を続けたかった」でしょうから、歯科衛生士としての労働意欲や目標は持ち続けているはずです。
ですから自分はこういった理由で目標の実現は困難であると感じ、退職をしましたといったニュアンスで前向きな姿勢をアピールしましょう。

歯科医院で歯科衛生士として働きたい!面接時の質問内容とは?

歯科医院で行われる面接時の質問内容は、基本的に他の会社と変わりありません。質問の意図をしっかりと捉えて答えられるようにしておきましょう。

必ずといってよいほど聞かれる質問は、その医院に応募した理由、前の職場での仕事内容、自己PR等です。他の医院ではなく何故その医院を選んだのか、仕事の進め方、どのような経験やスキルを積んだのか、自分が出来る事や目標などを答えられるようにしておきましょう。
また、患者との接し方、残業が可能かどうかも聞かれ易い質問です。
患者との接し方については、大人は当然ですが子供の対応についても答えられるようにしておくのが無難です。残業については出来る限り「可能です」と即答しましょう。ここで渋ってしまうと、それまでの積極的なアピールと矛盾してしまいます。

その他には自分の長所と短所や、いつから出社が可能かといった質問もあります。長所は仕事に活かせるような事をアピールし、短所については長所から生まれる欠点を挙げると悪い印象が持たれ難くなります。
出社の日時ですが、在職中でない場合は出来る限り早く、在職中である場合は正確な日時を伝えるようにしましょう。

この他にも色々な質問をされる事が考えられます。
自分が今まで何をしてきたかを紙に書き出し、どのような質問をされても答えられるような準備をしておきましょう。

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